【オリコン“本”】『ONE PIECE』全56巻、コミックス部門200位以内に登場
12月17日4時0分配信 オリコン
シリーズ累計発行部数が1億7600万部を突破した人気コミック『ONE PIECE』の全56巻が、12/21付オリコン“本”ランキングコミック部門で上位200位以内にランクインした。12日からの公開2日で興行収入10億円を突破した劇場最新作『ONE PIECE FILM STRONG WORD』のヒットや、映画公開に先駆けたユニークな話題作りなどで注目を集め、シリーズ全体のセールスを後押しした。
【ランキング表】『オリコン年間“本”ランキング』でも、ONE PIECEが上位を独占!
『週刊少年ジャンプ』1997年34号より連載を続ける同作は、主人公のモンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団が“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を探し大海原を航海する冒険漫画。その人気は海外にも飛び火し、現在25を超える国と地域で刊行されている。
今年に入ってからのシリーズ全体の売上げ部数を見ると3月から除々に加速していき、夏休みに入ってからはさらに上向き。今月12日に映画が公開されてからは、4日に発売された最新56巻と共に全体の売上げが急上昇している。各巻別の売上は、前半の1~5巻までと50巻以降が伸びており、新規ファンを獲得したことが伺える。
この好セールスの鍵を握ったのはシリーズ最新映画の公開。作品の魅力はさることながら、今回は著者・尾田栄一郎自らが製作総指揮を務め、新たにストーリーを書き下ろしたことで注目度も高まった。例年3月に公開されてきたシリーズだが、今回は12月に変更、公開前にテレビアニメで映画の前編ともいえるストーリーを放送したことなどがムードを一層盛り上げた。また、連載誌、コミックス、テレビアニメ、その他イベントなども複合的にプロモーション効果を上げ、『ONE PIECE』という作品自体の魅力を世に伝えるきっかけを作った。
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