Tuesday, August 19, 2008

崖上的波妞 宮崎版「人魚公主」 魚之子與少年的純愛

這篇把故事內容整個都說出來
其實真的就是宮崎駿版的人魚公主沒錯~
不過這個人魚公主超可愛的~
因為她真的是魚不是人....
是說這種跨越自然界種族級別的愛情
真的有可能實現嗎?!

但果然吉卜立出品就是不一樣
(對他兒子很抱歉,但「地海戰記」真的好難看~)

特集:「崖の上のポニョ」 宮崎版「人魚姫」 さかなの子と少年の純愛描く

宮崎駿監督の劇場版アニメ「崖の上のポニョ」が7月19日、全国東宝系で公開された。「ハウルの動く城」から4年ぶりとなる最新作は、海を舞台に少年と少女の「約束」を描いた素朴な物語だった。【河村成浩】 

■子供向けの映画に

 豊かな海に面した小さな町、がけの上にある一軒家に住む少年・宗介はある日、ジャムの瓶に頭を突っ込んだまま、抜けなくなっているさかなの子・ポニョと出会う。助けてもらったポニョは、宗介が大好きになり、宗介もポニョに「僕が守ってあげるからね」と約束する。

 しかし、元は人間だったポニョの父フジモトによってポニョは海へと連れ戻される。人間の世界へ行くことを禁じられ、魔法によって閉じこめられるポニョだが、妹たちの力を借りて宗介の元へ帰っていく……。

 前作「ハウルの動く城」は、宮崎監督も「こんなにストーリーを考えたことは珍しい」と語るほどの作品で、SMAPの木村拓哉さんの声優起用もあって大ヒットした。だが、鈴木さんは完成時に「心情を語りすぎるあまり大人向けのアニメになった」と感じ、宮崎監督に「次回作は子供向けの映画にしよう」と進言したという。

 ハウルの公開後、夏目漱石の全集を読みあさったという宮崎監督の目に、「草枕」の中で取り上げられていた19世紀の英画家・ミレーの傑作「オフィーリア」が止まったという。宮崎監督は、絵が所蔵される英国の美術館「テイト・ブリテン」まで足を運び、実際に対面した。絵はシェークスピアの悲劇「ハムレット」のヒロイン・オフィーリアが川に身を投げ、貴婦人があおむけになって川に沈む姿を描いたもので、衝撃を受けた宮崎監督は「精度を上げた爛熟(らんじゅく)から素朴へとかじを切りたい」と決意。これがポニョの基本方針となった。

■「傑作である」と断言

 さかなの子ポニョと人間の子供である宗介の出会いときずなは、アンデルセン童話「人魚姫」と同じ構図だ。宮崎監督はこの物語から、宗教色を廃して、子供たちの愛と冒険を描いたという。

 「宗介が好き」というポニョと「ポニョを守ってあげる」という宗介の思いがあまりにも純粋で、そのためにポニョが「人間なりたい」という願いを貫き通そうとしたとき、海の世界のバランスが崩れ、町は大洪水に見舞われる。物語では、二人がそうした試練をどう乗り越えるかが、「素朴」な純愛の物語として描かれる。

 表現でも「素朴」へのこだわりで、全編でCG(コンピューター・グラフィック)を使わないという近年のアニメでは珍しい手法が取られている。

 アニメでは「火と水の表現が難しい」と言われているが、「ハウルの動く城」は、「火」の表現に力を入れていて、宮崎監督が自ら「火の悪魔カルシファー」の絵をすべて一人で担当するというこだわりを見せていた。

 今回、宮崎監督は「海を背景でなく登場人物として描き出す」と宣言。巨大な波を「水魚」という巨大な魚がひしめき合って押し寄せてくるというもので、しかも「水魚」が見えるのは、純粋な目を持つ子供たちだけというファンタジックな表現で描いている。

 さらに「魔女の宅急便」の近藤勝也さんを作画監督に、「もののけ姫」などの吉田昇さんを美術監督に起用して、美しくも優しい海の世界を生み出した。特に大波に飲み込まれ、水没した町で、洗濯物が水面下たなびくシーンは幻想的だ。手描きによって、キャラクターの目や鼻などを細かく動かすことができ、CGでは出せない豊かな表情を生み出している。

 そのキャラクターに命を吹き込む声優陣は、主役のポニョと宗介に子役の奈良柚莉愛さんと土井洋輝さん。宗介の母リサを女優の山口智子さん、父耕一を長嶋一茂さん、ポニョの母で「聖なる海」であるグランマンマーレを天海祐希さんが演じるという豪華キャストだ。さらに父フジモト役の所ジョージさんは「水魚」との一人二役で登場するのも注目だろう。

 6月、多くの手をかけて「崖の上のポニョ」が完成した。翌日に開かれた「ゼロ号」と呼ばれる最初の試写には、数十人の関係者だけが集まった。過去のシリーズでは、この試写の後に必ず問題点が持ち上がったが、ポニョの試写後、誰も問題点を挙げなかった。鈴木さんは「傑作である」と断言、宮崎監督も本当にうれしそうな表情を浮かべたという。

■世界での再評価

 鈴木さんは「ポニョは、北米展開に力を入れる」と明かす。今回、スティーブン・スピルバーグ監督作品のプロデュースで知られる映画プロデューサーのフランク・マーシャルさんと妻のキャスリーン・ケネディさんに依頼した。「アメリカの人に見てもらう機会が多かったが、常識でありえないシーンがあるっていわれた」という。それは洪水の中でリサが幼い宗介とポニョを置いて島の人を助けに行くシーンで、さばさばした現代女性のリサと宗介の親子関係が海外で伝わるか「楽しみ」という。

 もちろん国際的な映画祭にも出展予定で、「千と千尋の神隠し」でアカデミー賞を受賞した宮崎アニメの新作が世界でどう評価されるかも楽しみだ。



 宮崎監督と鈴木さんは「子供に絶望を語るのはよくない。希望を語ろう」と話し合ったという。モチーフにした人魚姫は、声と引き換えに人間になった姫が、王子と結ばれずに最後は海の泡となって消えてしまうという悲恋だが、ポニョと宗介の結末は、藤岡藤巻と大橋のぞみさんが歌う主題歌にふさわしい、明るいものにするといった宮崎監督がどうまとめたのか、注目だ。

◇宮崎アニメグラフィティー ナウシカ、もののけ、千と千尋… 大ヒット続々

 もはや伝説となった劇場版アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」(79年)で監督デビューを果たしてから、次々と傑作を生み出してきた宮崎駿監督。鈴木敏夫さんともにアニメ史を塗り替え続けるスタジオジブリの主な名作を振り返る。

■風の谷のナウシカ(84年) 風之谷

 宮崎監督がアニメ誌「アニメージュ」に連載した同名マンガが原作。有毒なガスを出す「腐海」と巨大な「蟲(むし)」により、人類が滅びつつある世界で、風の谷に侵攻してきたトルメキア軍と戦う少女・ナウシカの物語。「巨神兵」登場のシーンを「新世紀エヴァンゲリオン」の若き日の庵野秀明監督が担当した。

■天空の城ラピュタ(86年) 天空之城

 天空に浮かぶ伝説の城ラピュタを巡る少年パズーと少女シータの冒険劇。政府に捕らわれたシータを救うため、空賊のドーラ一家とともに巨大な空中戦艦ゴリアテと繰り広げる空中戦や天空に浮かぶラピュタの崩壊など壮大な描写が特徴。パズーとシータのきずなも丁寧に描かれ、テレビ放送が繰り返される名作。

■となりのトトロ(88年) 龍貓

 高度経済成長前の緑豊かな日本の田舎を舞台に、しっかりものの姉サツキと、甘えん坊の妹メイ、森の精霊トトロとの交流を描く。トトロの森は、宮崎さんが当時住んでいた埼玉県所沢市周辺がモデル。「キネマ旬報」88年度日本映画で第1位、88年毎日映画コンクール日本映画大賞に輝き、アニメの評価を変える傑作となった。

■もののけ姫(97年) 魔法公主

 室町時代を舞台にしたジブリ初の時代劇。村を救うためタタリ神を殺し、そののろいを受けたアシタカが犬神モロを親に持つ少女サンと出会う。二人は、森の神を巡る人間と獣の争いに巻き込まれる。製作費約20億円という大作で、興行収入約194億円をたたき出し、当時の映画記録を塗り替えた。

■千と千尋の神隠し(01年) 神隱少女

 無気力な少女・千尋が、引越し先の町で八百万(やおよろず)の神がいる異世界に迷い込み、湯屋「油屋」の経営者、湯婆婆に名前を奪われ「千」となって働く。その中で謎の少年ハクら仲間たちの助けを借りて、生きる力を取り戻していく。観客動員2350万人、興行収入304億円を記録し日本映画1位、ベルリン国際映画祭金熊賞、アカデミー賞受賞の世界的傑作。

■ハウルの動く城(04年)霍爾的移動城堡

 ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説を映画化。19世紀の欧州を舞台に、魔女ののろいで90歳の老婆にされた少女ソフィーが、「動く城」に住む魔法使いのハウルの元で愛をはぐくんでいく。倍賞千恵子さん、木村拓哉さんが主演。興行収入196億円で日本映画2位となり、「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」と並んで、トップ3を宮崎アニメが独占することになった。

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